映画ある男の原作と映画の違いは?実話でモデルは実在するのか元ネタについて考察

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俳優・妻夫木聡さんが主演をつとめる映画「ある男」が、2024年3月1日よりNetflixにて配信開始となりました!

この作品は、平野啓一郎さんによる同タイトル小説が原作となっていますね。

ヒューマンミステリー作品ですが、モデルとなる人物がいるのか気になっている方も多いのではないでしょうか?

さらに、原作と映画の違いについても気になりますよね。

映画「ある男」は実話?モデルは実在する?
原作と違うところはある?

この記事を読まれている方はこんな疑問を抱えているのではないでしょうか。

\この記事を読んでわかること/
  • 映画「ある男」原作との違う点について
  • 映画「ある男」モデルとなる人物について
目次

映画ある男原作はある?映画と原作の違いについて

俳優の妻夫木聡さんが主演をつとめる映画、

ある男

が、動画配信サービス・Netflixにて2024年3月1日より配信開始となりました!

2022年に公開され、第46回アカデミー賞では、

最優秀作品賞

を受賞し話題になった作品です。

この作品は「愛したはずの夫が全くの別人だった」という、

ヒューマンミステリー作品

となっていますね。

この映画に原作はあるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか?

映画「ある男」は、

平野啓一郎さん

による同タイトル小説が原作となっています!

2018年の刊行後に読売文学賞を受賞し、

累計28万部

を超えるベストセラーなんですね^^

作品のファンの方にとっては、

映画と原作の違い

が気になるところではないでしょうか。

映画「ある男」の原作との違う点は、

曾根崎義彦について
谷口家について
谷口大祐と城戸章良の出会い

などがあります!順番に解説していきますね。

曾根崎義彦について

映画「ある男」と原作小説の違いは、

曾根崎義彦についての描写

です!

原誠として生きている(窪田正孝)は、戸籍ブローカー・小見浦憲男(柄本明)と出会い、

曾根崎義彦と戸籍を交換

するんですね。

映画では、曾根崎義彦という男の人物像については、ほとんど語られていません

しかし原作では曾根崎義彦について、

ヤクザの息子
倫理観が欠如している人物

など、人物像が詳しく描かれています!

さらに最終的に、原誠を名乗り

刑務所に服役していたホームレスの男

が登場するとこまで描かれているんですね。

谷口家について

映画「ある男」と原作小説の違いは、

谷口大祐の家族についての描写

です!

曾根崎義彦として生きる(窪田正孝)は、2度目の戸籍交換をして、

谷口大祐

として生きることになります!

谷口大祐は家族から逃げていて、お互いの過去を知り納得した上で戸籍交換に至ったんですね。

老舗旅館の次男として生まれた谷口大祐は、

子供の頃から兄と比較

されて育ち、さらには

病気の父親に臓器移植

までしました。

家族から「自分が移植せざるを得ない空気感」を出され、家族に見切りをつけて戸籍交換を決意したんですね。

映画では、谷口大祐の家族についてはほとんど描かれていません

谷口大祐と城戸章良の出会い

映画「ある男」と原作小説の違いは、

谷口大祐と城戸章良の出会い

です!

谷口大祐本人(仲野太賀)と元恋人・美凉(清野菜名)が再会するシーンが映画の終盤で描かれています。

城戸章良(妻夫木聡)が谷口を喫茶店に呼び出しますが、谷口と顔を合わせることはないんですね。

しかし原作では、

2人の出会い

の部分がしっかりと描かれています!

映画ある男は実話?モデルは実在するのか元ネタについて

俳優の妻夫木聡さんや窪田正孝さん、女優の安藤サクラさんが出演する映画「ある男」。

累計28万部を超えたベストセラー作品である、

平野啓一郎さんによる同タイトル小説

原作となっています!

この作品は「愛したはずの夫が全くの別人だった」というヒューマンミステリー作品ですね。

安藤サクラさん演じる谷口里枝は、再婚相手である夫・谷口大祐(窪田正孝)を事故で亡くしてしまいます。

葬儀の際、遺影を見た大祐の兄から

この人は大祐じゃない

と言われ、実は夫は

何者か分からない全くの別人だった

ことが発覚するんですね!

そして、弁護士である主人公・城戸章良(妻夫木聡)に、

大祐の身辺調査を依頼

することから、大祐として生きてきた「ある男」の様々な過去真実が判明していきます!

作品の登場人物に、

モデルとなる人物はいるのか

と気になっている方も多いのではないでしょうか?

小説「ある男」では、執筆の経緯を綴った「」から物語が始まるんですね。

そこでは、

小説家である「私」

が、

「弁護士・城戸章良」と名乗る人物

とあるバーで出会ったことが、小説の着想となったと説明されています。

それまで違う名前・経歴を語っていた城戸さんは、戸籍交換の経緯を少しづつ「」に話してくれたと綴られているんですね。

ここで登場する、

城戸さんの人物像

小説のモデルとなっているのではないでしょうか!

しかし、平野啓一郎さんさんは主人公・城戸章良のモデルについて、

風貌はモデルとしてイメージした人がいますが、人物像として具体的な人はいません。

とインタビューでコメントしているんですね。

さらに、

小説の主要人物たちは、自分の中でイメージして造っていくので色々な人の要素が混じっている。

とも明かされています!

今回の主人公・城戸章良も、元となる人物に平野啓一郎さんのイメージがたくさん加わり、出来上がった人物像なのではないでしょうか^^

まとめ

俳優の妻夫木聡さんが主演をつとめる映画「ある男」。

この作品は、2018年に刊行された平野啓一郎さんによる同タイトル小説が原作となっています!

原作「ある男」は、累計28万部を超えるベストセラー小説なんですね^^

映画「ある男」と原作との違いは、

曾根崎義彦について
谷口家について
谷口大祐と城戸章良の出会い

などがあります!

原作の方が、それぞれの人物像や背景などの描写が、より濃く描かれているんですね。

原作小説の「序」では執筆の経緯が綴られていて、そこで登場する小説家「私」が出会う弁護士「城戸章良」と名乗る人物が、作品のモデルになっていると思われます!

平野啓一郎さん自身はモデルについて「具体的な人はいない」「色々な人の要素が混じっている」と明かしています。

なので、元の城戸章良という人物に様々なイメージを加えたのが主人公となっているのではないでしょうか^^

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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