映画怪物の最後のシーンで湊と依里は死んだ?結末ラストの意味を考察ネタバレ

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2023年6月に公開された映画『怪物(かいぶつ) 』のラストシーンが話題になっています。

安藤サクラさん演じる早織の息子・湊(黒川想矢さん)と、湊の同級生・依里(柊木陽太さん)の2人が台風に巻き込まれるシーンがありました。

最後の2人は亡くなってしまったのか、それとも生きているのかはっきりと描かれおらず結末が気になりますよね。

そこで今回は、『怪物』の湊と依里のラストシーンはどうなったのか、結末について考察しました。

「怪物」湊と依里は助かった?
それとも亡くなったの?

この記事を読まれている方はこんな疑問を抱えているのではないでしょうか。

\この記事を読んでわかること/
  • 「怪物」の結末・湊と依里が亡くなっている説について
  • 「怪物」の結末・湊と依里が生きている説について
目次

映画「怪物」最後のシーンで湊と依里は死んだのか?

監督・是枝裕和さんと脚本・坂元裕二さんがタッグを組んだ映画「怪物」は、2023年6月に公開されています。

『怪物』のラストシーンでは、台風が去ったあとの湊(黒川想矢さん)と依里(柊木陽太さん)が映し出されていましたね。

そんな2人は亡くなってしまったのか、生きているのかと話題になっていましたが、結末はどうなったのでしょうか。

【映画・怪物の結末は?】
2人の結末ははっきりと描かれていない

2人が亡くなったのか・生きているのかの結末については、映画の中ではっきりしていません。

なので、映画の視聴者によってバッドエンド・ハッピーエンドの解釈がわかれていますよ!

湊と依里が亡くなってしまった説や生きている説については、後述で考察していきます。

【怪物・あらすじ】
シングルマザー・麦野早織(安藤サクラ)は、息子の湊(黒川想矢)が学校で生徒や教師からいじめられていると思い学校へ行く。

しかし、教師の保利(永山瑛太)は、湊が他の生徒をいじめていると疑っていた。

そんな中、湊は同級生の依里(柊木陽太)と友達になり、秘密基地で過ごすようになっていった。

ある日、台風がやってくる中で、2人は家から姿を消してしまい…

映画「怪物」結末で湊と依里が亡くなった説を考察

安藤サクラさん、永山瑛太さん、黒川想矢さん、柊木陽太さんらが出演している映画『怪物』の結末が話題になっていますね。

台風の朝に姿を消してしまった2人ですが、ラストシーンでは廃電車から飛び出して草原を走り回る姿がありました。

この最後のシーンで、湊と依里は亡くなったのでは?という考えがありますよね。

その理由はこちらです。

・立ち入り禁止のバリケードがなくなっている

・苦しさから解放された2人がいる

それぞれの理由を見ていきます。

立ち入り禁止のバリケードがなくなっている

映画の中では、立ち入り禁止になっていて湊と依里が入りたくても入れない場所がありましたよね。

しかし、最後のシーンでは立ち入り禁止のバリケードがなくなっており、自由に草原を駆け回る2人が映し出されています。

台風でどこかへ飛ばされたとも考えられますが、それにしてはキレイになくなっているように思えます。

立ち入り禁止のバリケードがない
→進めなかったその先「死後の世界」へ行った?

湊と依里が行けなかったところへ進んでいる=死後の世界を表しているとし、2人は亡くなってしまったのではないかと考えられますよ。

苦しさから解放された2人がいる

台風のあと、湊と依里の2人は笑顔で過ごしていましたね。

苦しい現実から解放されて自由になったようにも見えます。

しかし、湊と依里が助かっていれば、家に連れ戻されて現実の世界が待っていますよね。

助け出された後はいつもの現実が待っている
→2人の晴れやかな笑顔は見れないのでは?

後日、秘密基地へ行ったときの2人だとしても、明るい気持ちで過ごすことはできないのではないでしょうか。

苦しさから解放されたように見える湊と依里が映し出されていることから、2人は亡くなったのではないかと考えられます。

映画「怪物」最後のシーンで湊と依里は死んでない!生きてる説を考察

映画『怪物』の結末は、湊と依里が亡くなった説もある一方で、生きている説もありますよ。

湊と依里が生きていると考えられている理由はこちらです。

・夢の中のできごとだった
・明るい未来の描写

ラストシーンで生きていると考えられる理由について見ていきましょう。

夢の中のできごとだった

『怪物』のラストシーンは、2人が見た夢の中のシーンだったのではないかと言われています。

台風が去った翌日、電車から飛び出して草原を笑顔で駆け回っているシーンは夢だった

劇中のセリフの中にも、

生まれ変わった?

生まれ変わってない、もとのまま

…という湊と依里の会話があります。

生まれ変わった(亡くなった)ことを否定しているので、台風が過ぎ去るまでの間に夢を見ていたのかもしれません。

また、立ち入り禁止のバリケードが不自然になくなっているのも夢だったとすれば納得がいきますよ!

以上のことから、湊と依里は「生きていた」と考察しました。

明るい未来への描写

湊と依里のラストシーンは、生きづらかった2人にも明るい未来が訪れる描写という考えもありますよ。

立ち入り禁止のバリケードがなくなる
=いつか障害物がなくなって前に進めることを表している

湊と依里の会話で「生まれ変わってない」というのは、2人がありのままを生きていることだと思います。

2人は変わらないけれど世界が少しずつ変わっていき、いつかバリケードがなくなって自由に生きられる…

嵐を乗り越えたら明るい未来が待っているという描写なのかなと考えます。

湊と依里は生きて日常に戻りますが、一歩を踏み出して新しい世界へ向かっていくのかなと感じました。

まとめ

映画「怪物」の湊と依里は亡くなったのか生きているのか結末についてまとめました。

「怪物」のラストシーンでは、湊と依里が嵐が去った後を幸せそうに過ごしている場面がありましたが、結末がどうなったのか描かれていませんでした。

湊と依里が亡くなったと考えられる理由はこちらです。

・立ち入り禁止のバリケードがなくなっている
→死後の世界へ行った

・苦しさから解放された2人がいる
→助かったとしたら、苦しさからは解放されない

一方で、湊と依里が生きている説もありました。

・夢の中のできごとだった
・明るい未来の描写

湊と依里の結末はわかりませんが、考えさせられるラストシーンでしたよね!

最後までご覧くださりありがとうございました。

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